はなしのひろば

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こがらし途絶えて

木枯らしに凍える毎日。そんなとき思い出したい詩がある。冴え渡った冬の星座が詩情をかき立てる。名曲である。詩もすばらしい。
 
冬の星座     昭和22年(1947年)
                作詞  堀内敬三
                作曲  ヘイス(米)

  1 木枯らしとだえて 冴ゆる空より
    地上にふり敷く 奇(くす)しき光よ
    ものみな憩える 静寂(しじま)の中に
    きらめき揺れつつ 星座はめぐる
      * 奇(くす)し=神秘的で、不思議である
  2 ほのぼの明かりて 流るる銀河
    オリオン舞い立ち スバルはさざめく
    無窮を指さす 北斗の針と  
    きらめき揺れつつ 星座はめぐる
      * 無窮=限りや終わりがないこと・永遠